今年の檀家総会で檀家さんたちの総意を得て始める、興福寺の樹木葬墓地。市の許可を得たのが4月始め。ちょうどコロナウイルス感染防止対策としてステイホームが始まった頃です。
住職は通常、weekdayには京都の禅文化研究所まで出勤していますが、週4日のテレワークがはじまり、夕方に時間ができたために、造園をしてくださる創伸園さんのお手伝いに邁進しました。さらに、皆さんもどこへも行けなかったゴールデンウイークも土木作業をしていたおかげで、顔が真っ黒に日焼けしてしまいました。
でも、自分も関わって一所懸命につくりあげてきただけの思い入れもあります。これこそ私がやりたかった樹木葬墓地。都会の業者さんに丸投げしてやるようなことより、初めてのことでも、地元の業者さんとよく話し合って作り上げていこうと。
そしてこれからの興福寺護持運営のために、どうしてもやりたかったこと。
檀家さんのお力によってこれまで維持してきましたが、これからはもっと開かれたお寺にしていきたい。檀家さん以外の人たちも気軽にお参りにこれるお寺にしたい。そう考えております。
そんな樹木葬墓地がもうすぐできあがります。お披露目はもう少し先ですが、詳細が決まりましたら、またお知らせします。
